中国人が日本の不動産投資から撤退?

爆買いされた不動産は今

中国人富裕層が日本の不動産を「爆買い」しているなんていう報道が頻繁に見られましたが、最近はそうでもないようです。ニュースではよく家電製品などを中国人富裕層が購入している様子が報道されていましたが、現在ではそのような物も無いそうです。
2年くらい前に購入した不動産を売りに出している中国人投資家が増えているという話です。
どうやら、市場の価格が下がり始める前に売ってしまおうという考えのようです。
その原因と言うのが「送金規制」という問題。送金規制というのは「個人の海外送金の限度額が年間で5万ドルまで」となっているのです。
その為に海外の不動産を購入できないという中国人投資家が増えているようです。
現在、首都圏の人気のマンションでは1~2割が中国人オーナーという話もありますが、今後購入した不動産を売却して撤退、という流れになるのでしょうか。

▼参考資料
日本の不動産「爆買い」から撤退する中国人(JBpress(日本ビジネスプレス) 9月20日)