不動産投資の初心者が考える不安要素は「資金」「借金」などありますが、実際にオーナーになった時に考えるのが「空室リスク」だと思います。
今回は「空室リスク」についてのお話です。
空室にならない物件とは
まず空室リスクを減らす第1段階は、そもそも空室にならない、なりづらい物件を買うという事です。空室にならない物件とはどういうものかと言えば、やはり環境でしょうか。
「駅から近い」「静かで騒音が無い」「景色が良い」「商店街が近い」「日当たりが良い」
このような立地や環境の良い所にある物件は当然人気ですので、空室になる事が少ないと思われます。そして、客観的な魅力ではなく偏った個人的な好みで物件を購入してしまうと、思わぬ原因で空室となってしまうかもしれません。過去の空室率などもきちんと確認する事をおすすめします。
入居者がいる間に入居者を募集
普通、退去がある時は住人が引っ越していなくなってから入居者を募集します。そうしないと部屋の中に入って確認するなどの事ができないからです。ですが、退去が決まった時点で入居者を募集することにより、空室期間が少なくなる可能性があります。
フリーレント
その他の対策としては「フリーレント」があります。フリーレントとは「1ヶ月の家賃を無料」にすることです。一見、損をしてしまうような気もしますが、そのままだと「いつまでたっても入居者が決まらない物件」がフリーレントをする事により入居者が決まるかもしれません。「1ヶ月の家賃無料」というのはかなり魅力的ですので入居希望者は増えると思います。
そのままにしておいて数ヶ月家賃収入0になるよりはよっぽど得だと思います。
その他には不動産業者が借り上げた「サブリース」の物件を買うという方法もあります。
慎重な物件選びをしてリスクを回避しましょう。