不動産投資のリスクはどんなもの?
不動産投資にはいくつかのリスクがあります。
「空室リスク」「家賃滞納」「災害・火災」「物件価値下落」「家賃下落」「借金」「金利上昇」などです。
これらのリスクを回避するにはどうしたら良いのか?を解説します。
アパートやマンションの空室リスク
不動産投資のリスクについて挙げられるのが「空室リスク」です。
アパートやマンションなどは、バブル期にたくさん建てられましたが、その後人口が減少しており、物件の数のほうが圧倒的に余っていると言われています。しかし、現在も新しいアパートやマンションが建てられ続けていますので、今後ますます賃貸物件は飽和状態になっていきそうです。
そのような状況ですので、アパート・マンション経営を始めるなら、しっかりと10年後にも需要がある物件であるかどうかを見極めなければなりません。現在は入居者が入っていても、10年後・20年後に需要がなくなって空き室だらけになってしまったら、ローンを返済できずに破綻してしまいます。
解決策としましては、「サブリース」など、不動産会社などに管理を委託するという方法があります。
これによりオーナーは空室や家賃滞納などのリスクを回避できます。
物件の借入(借金)リスク
アパート・マンション経営をはじめるなら、第一の関門が銀行のローン審査になります。しかし、ローン審査に通ったからといって、破綻の可能性がなくなるというわけでもありませんので、しっかりと自分で利益が出せる物件なのかをシミュレーションしておかなくてはなりません。借り入れをしなければリスクは無いのですが、そうもいかない事情もあると思います。
解決策としましては、10年以内に資産に占める借入割合を40%くらいにはしましょう。借入リスクに対応する目安がこのくらいです。このくらいであれば、例え収入が家賃のみであったとしても、返済していけます。
物件価値下落について
年月が過ぎて行くと、老朽化などで物件の価値は下落していきます。
しかし、まず物件の場所選びのところで人気のエリア・良い環境のエリアを選べば、物件の価値は下落しにくいと考えます。資産価値の見極めをしっかりとしましょう。