政令指定都市・札幌市の特徴
『北海道』と聞くと、広大な自然に広い土地、少ない人口・・・とイメージする人も多いでしょうが、実は札幌市は全国の大都市の中でも第5位の人口を抱えて市単体で195万人、江別市、北広島市、千歳市、岩見沢市などの道央圏と呼ばれる周辺地域を合わせると、人口250万人を超える巨大都市圏を形成しています。
そのような大都市でありながら、豊かな自然に囲まれ、また政治・経済の中心地でもあります。
その為、全国の政令指定都市の中でも「ファミリー向け賃貸物件」が人気で多い状況となっています。また多数の大学や専門学校が集中しているために単身向けのマンションも供給過多の状態となっています。
また観光地としても有名であったり、毎年2月に開催されている「さっぽろ雪まつり」があるなど、年間に多くの観光客が訪れています。
このような都市は他に例があまり無く、そのような状況から賃貸の相場もかなり変動が大きなものとなっています。学生向けのワンルームは暴落とも言ってよいほどの賃料で、1万円台という部屋も珍しくない状態です。一方でファミリー向けの分譲賃貸のマンションは、学習環境の整っている中央区西側を中心に需要が高く、かなりの高値安定になるといった2極化が進んでいます。
投資の対象として適切なマンションを見極め、物件選びをしたいものですね。