日本の中でもトップと言ってもいい観光スポットである京都。
「トラベル+レジャー」という旅行雑誌の人気観光都市ランキングで京都は2014年と2015年に1位を獲得したそうです。
そんな京都の物件の不動産価値はどのくらいのものなのでしょうか?
■京都市の希少性
「買えば必ず値上がりする」とすら言われるのが京都市です。
その理由は「希少性」。
京都は「景観政策」により、建造物の高さ、デザイン、色などの規制がされており、建築物を建てずらい環境にあります。その為物件の数が少ないという訳です。
そして、不動産投資用兼観光用のセカンドハウスとして物件を購入し、自身や子供などが利用するという人も多いのだそうです。
■京都の物件は利回りが悪い?
上記のような事から、京都の物件は「土地の値段が高い」「家賃が高い」と言われています。
これはやはり、「希少性」によるものだと思われます。
まず、京都は景観政策により不動産開発業者が京都の開発を減らし、供給が少なくなった為です。
物件が少なくて買いたい人が多いので、価格も上がります。
次に、学生が多いという事、さらには大企業が多く、単身者が多いことでマンションの部屋の需要が多いという事です。
このような理由から、京都の物件の価値が上がり、購入価格が上がってしまうことがあり、その結果、
京都の物件の利回りが悪くなってしまうのです。
ただ、希少性が高いのは中心部の烏丸通りから河原町通り、京都駅から北山通りまで、祇園周辺などで、それ以外は希少性は低く、二極化が広がっているようです。