不動産投資の初心者におすすめの物件は中古のアパート?

アパート経営のメリットは?

不動産投資にはいろいろな種類と規模があります。
購入した物を転売して利益を上げるものもあれば、新しく建物を建てて賃貸することで収益を上げるものなどがあります。そのような中で、初心者におすすめなのが「中古アパートの経営」です。
中古アパート経営のメリットとしては、少ない資金で購入することができるという事が挙げられます。200万~300万円程度の資金でも銀行から融資が出て購入が可能な為、普通のサラリーマンでも十分始められます。既に入居している人がいる物件ならば、新たに借りてくれる人を探す必要がありません。そして入居者が決まれば確実に「家賃収入(インカムゲイン)」という安定収入が見込めます。
アパート経営はアパート1棟の経営なので、マンションのワンルームに比べると多くの資金が必要ですが、ローンの返済が終われば、収入は多くなります。
さらに、アパートの場合は土地も含まれる為、何らかの原因で建物が使用できなくなっても土地が残ります。場合によっては土地を更地にして土地を売却することも可能です。
「中古アパート」ですから木造だったり老朽化していたりする事も多い訳ですが、万が一のときは土地という資産が残るので安心です。そういった意味でもリスクが少ないのかアパート経営です。
また、「ワンルームマンション経営」は部屋が1つしかありませんが、アパート経営ですと部屋が多数あるので、空室の確率が低くなり、「家賃が0になる」という危険は回避できます。
さらに、中古アパートの築年数が15年以上の場合は建物の評価がなくなり、土地のみの評価額で購入することが出来ます。これにより高利回りが期待できます。アパート経営の表面利回りは、新築が約5%なのに対し中古は約8%だと言われています。

アパート経営のデメリットは?

アパート経営のデメリットも確認しておきましょう。
まずは投資金額の大きさです。アパート経営は基本的には「土地+建物」の購入になりますので、金額的には高額になります。ある程度の額の資金が必要となります。
また、建物の設備や管理にもコストや労力がかかります。
特に空室のリスクについては気をつけなければいけません。入居者を集めるためにリフォームやメンテナンスなど、コストをかけなければいけないこともあると思います。

このように分析した結果、初めて不動産投資をされる方には中古アパート経営をおすすめします。